【朝日新聞】米国の慰安婦像撤去訴訟、日本人らの訴え棄却 | ANTIFA★黒い彗星검은혜성  だにえる단열の一言。

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 米ロサンゼルス近郊グレンデール市に昨夏設置された従軍慰安婦像をめぐり、米在住の日本人らでつくる団体が、像の撤去を求めた訴訟で、カリフォルニア州の連邦地裁は4日、原告の訴えを棄却した。

 訴えていたのは、日本人や、米市民権をもつ日本生まれの住民らでつくるNPO「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」。原告側は、「市が像設置を通して外交上の問題に関与し、米連邦政府の外交権を侵害したのは違憲だ」と主張し、像は撤去されなければならない、と求めていた。

 判決では、原告が被った被害と、市が越権行為をしたとされる慰安婦像の設置との関連が希薄である、などとしている。

 GAHT代表で南カリフォルニア大学元教授の目良浩一氏は「上告を含め、他の法的な手段も検討する」などと声明文を発表した。(ロサンゼルス=平山亜理)


http://www.asahi.com/articles/ASG855T14G85UHBI01W.html


慰安婦像めぐり在米住民に溝 グレンデール市議会で異議

米ロサンゼルス近郊グレンデール市に昨夏設置された慰安婦像をめぐり、在米住民の間で溝が深まっている。在米日本人らの団体が撤去を求めて提訴したことに対し、反発する日系人らが25日夜、同市議会で代わる代わる異議を唱えた。

 この日夜の市議会の一般市民陳述で、計16人が数分ずつ演説した。米国人の白人男性は「これは日本対韓国の像ではなく、戦時中に辱めを受けた全女性の像だ。今日の日本がひどい国だという意味ではない」と述べ、日韓の対立を鎮めるよう訴えた。

 カリフォルニア看護師協会に勤める日系米国人デビッド・モンカワさん(62)は「訴訟は像が日米同盟を脅かすと主張するが、ホロコースト博物館がドイツとの友好関係の妨げとなったり、アルメニア人虐殺の碑がトルコとの同盟を危うくしたりするだろうか」と疑問を投げかけた。

 戦時中、コロラドなどの強制収容所に入れられたロサンゼルスの日系4世フィル・シゲクニさん(79)は「強制収容を米政府が謝罪した時、私は生まれ変わった気持ちになった。日本政府も米政府と同じ態度をとってほしい」と話した。(グレンデール=藤えりか)

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